体の日焼け止め、選び方とポイント
からだの日焼け止めについて、何を買おう!とコメント頂いていたのを思いだし、今日は、日焼け止め選びとポイントなどを簡単にまとめたいと思います。
日に日に朝の陽がパワーを増しています。 。。
数値選び
まずどこの売り場を見ても、争うように書かれている数値について、さらりと。
肌の表面を赤くし文字通り”焼ける”波長の短い紫外線B波に対しての防御指数SPFは、2〜50+までの段階があります。普段使いであれば10〜30、お天気が良い日の長時間のお出かけであれば35〜50を目安に選びます。
次にガラスを透過してくる長い波長の紫外線A波に対しての防御指数PAは、+〜++++(プラスからフォープラスまで)あります。エイジング予防に直結するので、出来れば+++(スリープラス)を選びたいと私は思います。
下の表がわかりやすかったので、貼っておきます。
数字が高いほど安心!というものではなく、紫外線の影響を受けやすい箇所に、“適量をしっかり”塗ることの方が大切と思っていただけると尚、良いと思います。
タイプ選び
- ミルク(2層式) 落ちにくいので、しっかり防御派の方、汗をかきやすい方に
- ジェル 日焼け止めの塗り心地が苦手だったり白浮きが嫌な方に 伸びは一番!
- ミルク・クリーム 通勤のみ外であとはオフィス等、肌の乾燥も気になる方に
- パウダータイプ 主に顔におすすめ お化粧直しに使えて便利
ちなみに私は、体は塗り心地が好きでここ最近はジェル派です。パウダータイプは、持ち歩き用のプレストパウダーと呼ばれるものには、だいたいSPF等の数値も記載があると思います。中には、日焼け止めに特化したパウダーもあるので、夏には探してみるのも良いかもしれません。
塗り方に気をつけるべき箇所
顔の中であれば「頰」です。以前のブログにも→
春の紫外線!労わりゾーンを意識したスキンケア - あっけらかんBEAUTY BLOG
体であれば、皆さんも経験があるであろう「肩」「足の甲」がとても焼けやすく、次いで、「胸元」や「手の甲」があげられます。なので、そのポイントを意識して、しっかり塗ると良いと思います。
ビタミンD生成と素肌と健康について
紫外線には、骨を丈夫にするために必要なビタミンDの生成を促す大切な役目もあります。どのくらいの紫外線が必要なのか?そのために必要な紫外線はごく微量で、両手の平くらいの面積で、1日20分程度当てれば良いと言われています。
そのことについて、昔、自分が罹っているからだのことでお医者さんと話したことがあるのですが、どんなに紫外線対策を帽子や日傘、化粧品で頑張ったとしても、完全防御は不可能であるという点から、(実は日焼け止めも、本当に100%の効果を発揮するには、一定の面積に対して、物凄い量を塗る必要があります)それで十分に浴びているから大丈夫!笑と言われたことがあります。
そんなやり取りからも、こまめに紫外線対策をして、大好きなお日様に感謝をして、しっかりと外で運動をする!
美容と健康にはこれが一番かなというのが、今の私の結論です。
中で運動もいいのですが、やはり外をたくさん歩くのが好きです。
今年新調した暗いブラウンの帽子、リボンの深いネイビーに惹かれました!と今日の顔に塗っているランコムと、体に塗っているニベアです。
次回、もう少しだけ、紫外線対策の簡単なポイントをお伝えしたいと思います。
今日もありがとうございました。^^
かい
W洗顔不要クレンジング、どう選ぶ?
今日はご質問頂いていたこちらの話題です。率直な疑問をありがとうございます!
私自身も改めて深く考える機会になりました。
顔を洗うことについては、「何がいい、何が悪い」論争が、本当に色々言われすぎていて、調べるほどに悩むと思います。ゆえに、自分の肌にいいからといって、好き勝手言い過ぎるのも発信する側の責任として少し考えものだなあと、客観的に思っています。
「メイク落とし・洗顔」に関しては、この事を紐解いていくと、化粧品化学の話になります。中に入っている成分の組み合わせ(組成といいます)で、その洗顔がどういう「型」でどういった「特徴」があるのか大きく変わってきます。
プラス、個人の肌状態と感じ方が入ってくるので、一概に何かを伝えることは、とても難しいと私は感じています。
そのため、どういった記事にしようか悩みましたが、私がわかる範囲のこと+経験を踏まえ、「どんな人に適す場合が多いか?」という目線で書くことにします。
一番はじめに大切なこと
どの化粧品もスキンケア方法も、大切なのは「自分の肌をよく観察する」ことです。自分の肌を自分自身が一番良く知る人であることができれば、「人気のアレ」や「高いアレ」を無理に選ぶこともありません。逆に、ある人にとっては「アレはだめよ」と言われる「アレ」を選ぶことがあるかもしれません。自分の肌にとっての正解を、よく観察をしながら、見極める力をつけていけたら良いなと思います。
なんのためのW洗顔不要なのか?
男性の方には馴染みが薄いかもしれませんが、女性はメイクをするため、メイク落としをしてから普通の洗顔をする、その2つの行程をW洗顔と呼んでいます。
では何のために、W洗顔不要のクレンジングが世の中に発売されているのか?
- 2回顔を洗うことの負担を軽減するため
- 「時短」というような利便性のため
大きな理由は、大よそこの2つです。洗うことの負担という中には、洗浄力のあるものを2回使うという意味の他に、摩擦やお湯の温度といった行為そのものも含まれます。また利便性において、毎日忙しい女性や遅く帰って疲れているときに、1度で済ませられるというのは、とても魅力的です。
どんな人に適すのか?
上の話を踏まえて、肌が割とデリケートであったり乾燥しやすい&ベースメイクがナチュラルな方には、“W洗顔不要クレンジング”は相性がいいと思います。オススメの形状は、摩擦が起きにくいジェルか、ふわふわのミルクどちらかが使いやすいと思います。
逆に普段、メイクをきれいにしっかりしていてオイルでスッキリ落としてから洗顔をしている人にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。
W洗顔不要タイプに含まれる界面活性剤は、「乳化」が得意なものが多く、後肌は、つっぱらずもっちりします。クレンジングの後に使う一般的な洗顔料に含まれている界面活性剤は、汚れを水にスッキリ洗い流す「洗浄」が得意なので、後肌は毛穴までスッキリしてサッパリします。例外もありますが、大よそこのような特徴の違いがあります。
そのため、例えば普段はW洗顔不要タイプで済ませる方も、肌の調子をよく観察しながら、毛穴が気になる時や、落ちにくい日焼け止めなどをしっかり使った日は、プラスで洗顔料を使ったりと調節をすると良いと思います。
W洗顔不要クレンジング参考例
しっかりメイクの方にも対応し、男性で使用しているという声も聞くのがシュウウエムラのオイルクレンジング。(乾燥しやすい人は一度サンプル使用をおすすめ)
ジェルのかたさと弾力感が他にはなく、洗う時の負担が少ないピュアクレンジング。オイリーな肌からデリート肌まで幅広く対応。
私がこっそり、一番好きなのは、テラクオーレのカモミールミルククレンジングです。
香りと優しさと肌の柔もっちりのトリコです。軽いベースメイクにおすすめ。
参考例は、私の使用した中からの、すごく個人的なセレクトで失礼いたします。
今日は少し長くなってしまいました。今日も東京は良いお天気です。
沢山陽を浴びた日には、洗うお手入れ、一番大切なので、朝も夜も、ぜひ優しく洗顔してください。夜であれば「お疲れさま」と一言添えて。
では今日も良い日になりますように。
昨日の帰り道に。
かい
平成最後の日。天皇皇后両陛下のお姿から、想ったこと。
こんばんは。
東京は小雨の肌寒い一日でした。
ついつい平成の特番がやっていると観てしまいますね。なんだか色々懐かしくて、夕ご飯を食べながらダラダラしてしまいました。
夕方、帰り道で思い立ち、明治神宮に参拝へ。
天皇皇后両陛下への感謝と、いつも同じですが、日々の感謝と周りの人の健康と幸せを祈りました。
雨が木々の新緑を濡らし、空越しに透かしてみえる緑がとても鮮やかに感じました。
帰宅して、夕方17時の陛下のお言葉の前にテレビの前に着席。その時のねこの様子…
天皇皇后両陛下の、形容するにたらない素晴らしいお姿が日本の象徴であったこと、そのお姿をリアルタイムで拝見することができて、本当に良かったです。
お二人が願われているように、明日からの時代が、平和であり、実り多きものになるように、自覚を持って、努めていくのが大人の責任だと思っています。
今年、カンボジアでタクシーの運転手さんが日本人に殺害される事件がありました。
あれは私にとってかなり衝撃でした。異国の地で、そういった浅はかで衝動的なことをしてしまう人が、明るみに出たということは、言い方は悪いですが、もう日本人は良くみられる、優れているなんて奢りは少しでもあったら捨てたほうがよいと、完全に思いました。
人も環境も、時代は絶えず変化していきます。そういった流れの中でも流されないで手のひらでギュッと握りしめておきたい美しい宝石のように、今日までの天皇皇后両陛下のお姿は、胸の奥に大切にしまって、人のために、良く生きようと、小さな個人として、努力をしようと思っています。
まじめなかんじになってしまいましたが、けして何か大きなことが出来るわけではないので、毎日を大切に、感謝をしながら、人に優しく、を意識して生きます。意識しないと簡単に薄れてしまうので、意識をしながら生きます。それだけです。
今日のGoogle、可愛かったのでスクショしました。
平成もありがとうございました。
明日は晴れますように。
かい
アロマテラピーがおまじないではない理由③
こんにちは。
今日はアロマテラピーの基本的なお話の最後です。
①と②で、アロマテラピーとは?精油とは?というお話をお伝えしました。
アロマテラピーがおまじないではない理由① - あっけらかんBEAUTY BLOG
アロマテラピーがおまじないではない理由② - あっけらかんBEAUTY BLOG
今回は、アロマテラピーが、「ああいい香り〜リラックス」というような感覚的なことだけで終わらず、ちゃんと心身に働きかけていることを知っていただける内容を少し書きたいと思います。
今、家に精油も何もないよという方にも身近に感じていただけるアロマテラピーを例にとります。
菖蒲湯から考える心身への作用
もうすぐ5月5日、端午の節句です。お子さんがいて、菖蒲湯を入れる予定という方もいらっしゃると思います。大人には、柚子湯の方が馴染みがあるかもしれません。実は、5月の菖蒲湯や冬至の柚子湯は、日本に古くからあるアロマテラピーの1つの形です。
菖蒲湯のニオイショウブや、柚子湯のユズに含まれる精油の芳香成分によって、全身を温めたり、香りによるリラクゼーション効果をもたらします。
心と体に作用する主な経路2つ
ではどのように働きかけるのか?実際に菖蒲湯を入れたところをイメージして説明したいと思います。(ちなみに、菖蒲の精油成分は葉より根の部分の方が多く含まれます)
①鼻から脳へ
湯船に浸かりながら、菖蒲独特の、スッとした香りが鼻を通るとその香りは電気信号となり、一瞬にして脳へ伝わります。精油を嗅ぐことによって、多幸感や情緒の安定を促すエンドルフィン・セロトニン・アドレナリンなどの、脳内モルヒネが分泌されます。そして、香りによって刺激される脳の部位(大脳辺縁系や視床下部、下垂体など)は自律神経や内分泌系などの働きをコントロールしています。
心地よい香りの情報は、鼻から脳へ伝わることで、これらの働きを整え、恒常性を維持することに役立ちます。
②肌から全身へ
芳香成分は分子が非常に小さいため、菖蒲湯に浸かることで、菖蒲の芳香成分が皮膚から毛細血管に入り全身に巡ります。それによって、体の各器官を刺激し、働きを向上させるような作用があります。
菖蒲湯でいうと、含まれる芳香成分のアザロンとオイゲノールです。血流をよくしながら肩こりや冷え、疲れを緩和し、からだをリラックスさせます。神経痛にも効果があるというので、私自身、こどもの頃ぶりに入りたくなりました。笑
アロマテラピーはおまじないではなくお守りになる
このように、お風呂に入るだけでも、精油のいい香りは鼻から脳へ作用し、皮膚から全身へと作用します。+手でマッサージをしたら、効果はもっと高まります。
生活のちょっとしたところに取り入れるだけで、自分自身や大切な人の、おまじないではなくお守りになる、アロマテラピーの魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。またアロマの記事もちょこちょこ書きたいと思います。
アロマテラピーをお風呂でいうとヴェレダのバスミルクシリーズ、私は大好きです。保湿をしながら、天然の精油の香りを蒸気とともに楽しめます。特集ページからは外れていたのですがローズマリーがお気に入りです。
では今日も最後までありがとうございました。
せめて膝の上に来てくれないかなあ。。
かい
目に見えない砂時計
みなさまこんにちは。
連休の日曜日、どんな風にお過ごしでしょうか?
今朝のれいちゃん
私はというと、数日所用で家をあけてドタバタとしていて、昨日の夜遅くにやっと自宅に戻りました。夕飯を作る前のこの時間、ホッと一息ついています。これでゆっくりと文章を綴れます。
移動中、数冊、本を読んでいたのですが、少し心に残るお話があったので記したいと思います。
昔、よくしてくださった上司がオススメしてくれた哲学本で、買ったまま実家の本棚に眠っていて、先日ふと、目にとまったので手に取りました。
内容は、人生についての大きなテーマで、ドイツの哲学者フリードリッヒ・ニーチェの思想を抜粋した部分などもあり、読み終えた感覚としては、重さもありますが、今だからこそ、心に刺さる言葉がありました。きっと購入した時の20代の私は、あまり面白くないなとパラ見して、本棚にそっとしまったのだと思います。笑
その中で、いつか必ず来る自分の死、もしくは身近な人の死を、絶えず忘れずに、その一瞬を感謝して、生き切ることの大切さを感じられる一節がありました。
それは、私たちの傍に必ずある、「目に見えない砂時計」という心得です。
残された砂の量は見えない。
そのため、いつ砂が落ち切るか、わからない。
ただ、さらさらと砂が落ちる音だけが、聞こえてくる。
このさらさらという静かに落ちる砂の音を想像すると、過去に囚われることもなく、未来に心を奪われることもなく、「いまここ」に、静かに火を灯すように集中できると感じました。
過去はない。
未来もない。
あるのは、永遠に続く、いまだけだ。
いまを生きよ。
いまを生き切れ。
出典:PHP文庫「未来を拓く君たちへ」著者・田坂広志
人生を一言に考えたら、私は、感謝にはじまり、感謝に終わりたいと想っています。
だからこそ、これからどんな志を強く持って、どんな仕事をしていくのが、自分の力を活かして社会にお返ししていけることなのだろうかと、最近、真剣に考えるようになりました。
きっと、目の前の日常、「いまここ」に集中をして淡々と生き切る中で聴こえてくる答えがあると思っています。そのためには、耳をすませて、毎日を明るく感謝して生きることが大切なのかなと、感じています。
昨日、電車に乗っているとき。ある駅で、小さな女の子を抱えた外国の女性が、大荷物で不安そうな顔で乗ってきました。ちょうど自分の近くの席が広く空いたので、呼びかけて、荷物を手伝いました。女の子も不安な顔をしていたので、しばらくアンパンマンのお話をして遊びました。やはり小さな子を連れて大荷物で乗り換え(東京の地下鉄は駅によっては難しい上、エレベーターが混みすぎる。。)が不安だったようで、なるべく行きやすい経路を伝えましたが、、無事におばあちゃんの家に着いたかなと、今ふと思いだしました。
お出かけされる方もお仕事の方も、明日からの1週間が楽しい日々になりますように。
肌寒いので、今晩は生姜たっぷりスープを作ります。
ではまた。
実家の海からは富士山が望めます 大好きな波の音に癒されました
かい
アロマテラピーがおまじないではない理由②
さて前回
アロマテラピーがおまじないではない理由① - あっけらかんBEAUTY BLOG
の続きです。アロマテラピーとは、植物の香りを楽しみながら活用することで、日々の暮らしや、美と健康に役立てることでした。
ではそのアロマテラピーで用いる精油とは何か?が今回の内容です。ゆるんとくつろぎながら読んでいただければと思います。
精油とはなんぞや
精油、どんなものを思い浮かべますか?
「油」という文字が使われているのですが…
実は、いわゆる油脂、植物油ではありません。初めての方は、え、油じゃないんだ!と驚かれる方もいると思います。私も最初、誤解をしていました。
見た目はおおよそこのような暗い色の小さな小瓶に入っています。
以下、精油の定義を抜粋してみます。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものである。
出典:公益社団法人 日本アロマ環境協会 テキスト
天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性(液体が気体になりやすい)の芳香物質(香りを有する芳香成分が数十から数百含まれています)。
これが精油(エッセンシャルオイル)の正体です。
非常に高濃度だからこそ、取り扱いの注意が必要ですし、香水のように肌に精油だけで…、直につけることはできません。そして100%天然の素材から抽出した物質なので、香りの個体差もありますし、保管する環境で、精油の香りも変わりやすい、という特徴があります。
最初に話したベルガモットを購入した友人が、精油を会社に持っていく上に、肌にもつけたい!と朝LINEをくれたので、
「肌には絶対NGだし、もし身に付けたいのならコットンとかに、ほんの1.2滴含ませてインナーに忍ばせるとか、肌に触れないにこっそり香るようにね」とメッセージをしました。
日本での精油の位置付けと選び方
そして意外に知られていないのが、日本での「精油」の立ち位置です。天然高濃度〜植物療法〜なんて言葉を聞くと、「くすり」のような効果効能を思い浮かべる方もいらっしゃると思うのですが、法律上では、「雑貨」の取り扱いです。
例えば、精油が入っているマッサージオイルやボディミルクなどは、化粧品ですが、精油単体では雑貨になります。
そのため、色々なお店に置かれていて、中には、容器は似ていてもポプリ用や芳香用の合成香料の場合があるので、必ずアロマテラピーとして用いる場合には、外箱などに書かれた、製品情報を見ることが大切です。
参考として、「AEAJ表示基準適合精油」と認定を受けているブランドでは、消費者にわかりやすい製品情報と使用上の取り扱いが書かれていて、精油購入時の目安にしやすいと思います。(表示の認定なので品質の保証ではありません)
無印良品の表記もとても良心的でわかりやすいですね。
それと、混乱しやすいのが、天然100%であっても、オーガニック100%=有機農法かどうかはまた別の話です。ただ精油も本当に色々とあります。
一先ず、アロマデュフューザーなどで気軽に香りを楽しんでみたい!入門の際には、合成香料を間違って買わないように「よし天然100%だな」がわかる表記の精油を探されると良いと思います。
そして何より、
「あ〜この香り、たまらない。。」その直感を大切に。
私の今の、「ああたまらない精油」は、無印のカモミール中心の数種の精油のブレンド(夜)と、エステティシャンの友人がすすめてくれた、フィネッサンス の100%オーガニックユーカリレモン(朝)です。
次回は、「精油がどう心身に作用するのか?おまじないではない理由」をお伝えさせて頂きます。本日もここまで読んでくださり、ありがとうございます。
明日も良い1日になりますように。
かい
アロマテラピーがおまじないではない理由①
先週、アロマテラピーの講習会に参加をしてきました。
ちょっと上の資格に興味があり、機会があったので参加したのですが、そのタイミングで友人が体調を崩し、相談をうける中でベルガモットの精油に助けられている様子をみて、改めて関心が増しました。
なので今回は“アロマテラピー”に少し興味のある方、すでに取り入れている方のために大切な部分を数回に分けて、お伝えしたいと思います。おまじないではない、アロマの魅力が伝わったらいいなと思います。
私自身の過去の経験談は以下です。
アロマテラピーとはなんぞや
まず、「アロマテラピーて何だろう?」と普段あまり縁のない方は、おおよそ何か“いい香りを嗅ぐこと”とか“癒し”とかを想像されますかね。少し堅い文章ですがテキストの言葉を抜粋してみます。
アロマテラピーの定義
アロマテラピーは精油を用いてホリスティックな観点から行う自然療法である。アロマテラピーの目的は以下の通りである。
1)リラクセーションやリフレッシュに役立てる
2)美と健康を増進する
3)身体や精神の恒常性の維持と促進を図る
4)身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す
出典:公益社団法人 日本アロマ環境協会テキスト
植物の香りを楽しみながら活用することで、日々の美と健康に役立てます。何かの機会で、アロマショップやちょっとした雑貨屋さんで香りを嗅いで、「たまらない。。いい香り〜」というご経験がある方もいるかもしれません。効能云々ではなくて、シンプルに直感で、“その時の自分にとって心地の良い香り”というのが一番大切だと思っています。
そして、アロマテラピーは日々体調が変動しやすい女性の体の恒常性に働きかけます。恒常性とは簡単にいうと、「体の内部環境を一定のバランスのとれた状態に保つ」そんな意味合いです。ホメオスタシスとも言います。なので、病気を治すものではないのですが、からだの不調に働きかけ、いい状態に導いてくれる手助けをしてくれます。
このような定義からみても、今の世の中には必要とされているのかなと感じます。もっともっと身近になったら良いなと思います。
ちなみに、過去、私の兄にもアロマテラピーについてレクチャーしたことがあり、普通のビジネスマンにも需要が高いことを実感しました。家でアロマを焚いているのでしょうか。。
ではでは、次回は「精油」とは何か?選び方や取り扱いで私が実践していることをまじえてお伝えします。
今週は、新卒研修では、配属前の最終の追い込み時期、社会全体も新しい環境の疲れが出やすい時でしょうか。呼吸が浅くなって肩が張っている方も多いと思います。ちょっとした合間に、肩甲骨や首を動かしたり、深呼吸をして、リフレッシュしていきましょう。^^
いつも自転車を置く場所のお花がとても色鮮やかでした
かい