あっけらかんBEAUTY BLOG

はじめまして、Kai です。日常の美容を楽しみながら、心地良く、明るく、前向きな…想いを届けられますように。

オーガニックコスメとアロマテラピーに魅せられた私の実体験

こんにちは(*´꒳`*)

今日はオーガニックコスメやアロマテラピーに助けられた実体験を、久しぶりに思い出したので、大切なこととして綴っておきたいなと思います。よかったらいい香りでも嗅ぎながらゴロンとご覧になってください。

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化粧品業界の大きな流れ

私自身、オーガニック・ナチュラル系の化粧品も一般的な化粧品も、両方の良さがあるので、用途に合わせてどちらも使います。ただ、お客様の流れをみていると、一つの傾向として、一度何かのきっかけでナチュラルなものへ目覚めた方、そしてお気に入りのナチュラルコスメを見つけた方はそのままオーガニック・ナチュラルコスメを生活の中に取り入れる方が多いです。私もその一人に当てはまります。

 

それを裏付けるもう少し大きな話があります。

 

化粧品全体の市場というのは、今日本でおおよそ2兆6000億くらいあります。毎年、前年から2%前後は伸び続けている状態です。ただその中でも、オーガニック・ナチュラルコスメの市場は前年に対して4〜5%前後毎年伸びており、伸び幅が、一般化粧品よりも大きいという事実があります。つまり、一般化粧品→オーガニック・ナチュラルコスメの一般消費者の流れがそこにはあります。

 

なぜか。

 

ここからは私の見解ですが、物質的な豊かさやブランド名うんぬんよりも、精神的な豊かさや本質的な癒しを世の中全体が求めている大きな流れを感じます。そして、オーガニック・ナチュラル系のコスメに、十分な機能性が備わってきた→それが、ごく一部の美容賢者のような方ではなくて、一般消費者の方に伝わってきた背景があるように感じます。「あ、これは使ってみたら本当に良かった」のような経験をする方が増えたという感触です。あとは、セルヴォークのように、オーガニックだから使う…というよりはおしゃれだから使う!というように、オーガニックだからっていう隔ても、魅力的なブランドの登場と共にだいぶ無くなってきているように感じます。

 

さて、そんな大きな流れがある中で、私自身がオーガニックやアロマに魅せられた体験、大きく2つあるので今日はそれについてお話ししたいなと思います。

 

初めてオーガニック・ナチュラルコスメに出会った時

1つ目は、26歳の頃(7年前くらいです)・・・その年の5月にメイクの国際交流の一環でカンボジアに訪れていました。その時の現地スケジュールがものすごく過酷で笑、帰国した後、何か体の歯車が狂ったかのように、人生で初めてくらいの大きな不調に見舞われ、今までは何を使っても大丈夫だった肌が、手持ちのスキンケアが全て痒くなってしまうくらい荒れてしまったことがありました。なのでファンデーションなんてもっとだめで。

 

あきらめて、しばらく皮膚科の軟膏だけを塗って、初夏の眩しいくらいの日差しをなんとか避けて肌を守っていました。

 

その時偶然出会ったのが某オーガニックコスメブランドのオイル。

休みか何かでショッピングモールをふらふらしているときに、アロマのいい香りに誘われて「ああ、なんか今求めているのこういうものかも」と思ってお店に入ったのがきっかけです。

 

その時、私のオーガニック系の化粧品に関しての知識など皆無に等しく、アロマテラピーだけ専門学校の時に履修していたので少し知識があった程度。

 

一言で感動しました。

 

何を塗っても痒かったのに、そのオイルをつけたらじんわり肌に馴染んでカサカサがよくなったし、肌そのものの質感が変わるのを強く感じました。

(*自然原料由来でも合わない成分によってアレルギー反応を起こす方はいるのであくまで私の場合はです)

 

それから、植物由来成分を主とした化粧品や、質の良い精油(本当にピンからキリまであります)の化粧品にのめり込み、色々嗅ぎ過ぎて鼻も良くなりました。笑。

 

あの時、そのオイルに出会った経験があったから、30歳になった頃、化粧品業界にいながらも、素肌を活かしたメイクというものが自分自身のベースとなり、厚塗りが嫌というお客様に自信をもって方法をお伝えしていました。そういえば当時の部長には「かいちゃんは薄い!」と小言を言われたこともありましたね。(馬の耳に念仏)

 

母が大病を患った時

それからあれは28歳の頃。今まで、風邪さえほとんどひかなかった母が大病を患いました。その時は本当にドキドキした日々を送っていて、恥ずかしながら、初めて、真剣に親の死と向き合った時でもありました。

その時、からだや頭を洗うものや保湿するもの、その時の母は、ちょっとした合成の香りや洗浄剤の強さにも本当に敏感になっていたので、人は免疫力やからだの力が落ちている時、本当に敏感になる(場合もある)ものだと深く思い知った経験があります。

 

私も色々調べて、この精油の香りなら大丈夫なのではないか、この成分なら刺激が少ないかな、、と考えて選んでいました。それらの化粧品を母が病院のベッドサイドに置いていたら、看護士さんに「あら花上さんおしゃれなの持ってる」と言われたとそんな話も思い出しました。笑。

 

それからも、母の浮腫んだ足をマッサージするのに、良質な精油のマッサージオイルを使うと香りからもとっても癒されるし、こちらも手を動かしていて、手が綺麗になるし、気持ちが良いものでした。

 

まとめ

そんな2つの経験から、植物原料を主とした化粧品もアロマテラピーも、私の生活の一部になりました。昨日も、友人と、「元気な時は、外資系のコスメの香りも良いと感じるけれど、疲れていたりするときつく感じるよね」とそんな話をしていました。

 

きっと現代女性の多くは、本物の良質な自然の香りや感触に包まれた時、日常の疲れやストレスから解き放たれて、心から癒されるのだろうなと思います。もちろん好みもありますが。オーガニックコスメ・アロマテラピーの大きな可能性と役割はこれからも大きくなると思います。

 

ケミカルの良いところ、オーガニックの良いところ、何かを選ぶ際の参考になることもあるので、そんな話も近いうちにまとめてみます。

 

寒暖差に、何を着ようか大変迷う日々ですが、体調崩さないように週の後半もがんばりましょ〜

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かい

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