あっけらかんBEAUTY BLOG

はじめまして、Kai です。日常の美容を楽しみながら、心地良く、明るく、前向きな…想いを届けられますように。

アロマテラピーがおまじないではない理由③

こんにちは。

今日はアロマテラピーの基本的なお話の最後です。

①と②で、アロマテラピーとは?精油とは?というお話をお伝えしました。

アロマテラピーがおまじないではない理由① - あっけらかんBEAUTY BLOG

アロマテラピーがおまじないではない理由② - あっけらかんBEAUTY BLOG

今回は、アロマテラピーが、「ああいい香り〜リラックス」というような感覚的なことだけで終わらず、ちゃんと心身に働きかけていることを知っていただける内容を少し書きたいと思います。

 

今、家に精油も何もないよという方にも身近に感じていただけるアロマテラピーを例にとります。

 

 

菖蒲湯から考える心身への作用

もうすぐ5月5日、端午の節句です。お子さんがいて、菖蒲湯を入れる予定という方もいらっしゃると思います。大人には、柚子湯の方が馴染みがあるかもしれません。実は、5月の菖蒲湯や冬至の柚子湯は、日本に古くからあるアロマテラピーの1つの形です。

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菖蒲湯のニオイショウブや、柚子湯のユズに含まれる精油の芳香成分によって、全身を温めたり、香りによるリラクゼーション効果をもたらします。

 

心と体に作用する主な経路2つ

ではどのように働きかけるのか?実際に菖蒲湯を入れたところをイメージして説明したいと思います。(ちなみに、菖蒲の精油成分は葉より根の部分の方が多く含まれます)

 

①鼻から脳へ

湯船に浸かりながら、菖蒲独特の、スッとした香りが鼻を通るとその香りは電気信号となり、一瞬にして脳へ伝わります。精油を嗅ぐことによって、多幸感や情緒の安定を促すエンドルフィン・セロトニン・アドレナリンなどの、脳内モルヒネが分泌されます。そして、香りによって刺激される脳の部位(大脳辺縁系や視床下部、下垂体など)は自律神経や内分泌系などの働きをコントロールしています。

 

心地よい香りの情報は、鼻から脳へ伝わることで、これらの働きを整え、恒常性を維持することに役立ちます。

 

②肌から全身へ

芳香成分は分子が非常に小さいため、菖蒲湯に浸かることで、菖蒲の芳香成分が皮膚から毛細血管に入り全身に巡ります。それによって、体の各器官を刺激し、働きを向上させるような作用があります。

 

菖蒲湯でいうと、含まれる芳香成分のアザロンとオイゲノールです。血流をよくしながら肩こりや冷え、疲れを緩和し、からだをリラックスさせます。神経痛にも効果があるというので、私自身、こどもの頃ぶりに入りたくなりました。笑

 

アロマテラピーはおまじないではなくお守りになる

このように、お風呂に入るだけでも、精油のいい香りは鼻から脳へ作用し、皮膚から全身へと作用します。+手でマッサージをしたら、効果はもっと高まります。

 

生活のちょっとしたところに取り入れるだけで、自分自身や大切な人の、おまじないではなくお守りになる、アロマテラピーの魅力が少しでも伝わりましたら幸いです。またアロマの記事もちょこちょこ書きたいと思います。

 

アロマテラピーをお風呂でいうとヴェレダのバスミルクシリーズ、私は大好きです。保湿をしながら、天然の精油の香りを蒸気とともに楽しめます。特集ページからは外れていたのですがローズマリーがお気に入りです。

www.weleda.jp

 

では今日も最後までありがとうございました。

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せめて膝の上に来てくれないかなあ。。

 

かい