あっけらかんBEAUTY BLOG

はじめまして、Kai です。日常の美容を楽しみながら、心地良く、明るく、前向きな…想いを届けられますように。

アロマテラピーがおまじないではない理由②

さて前回

アロマテラピーがおまじないではない理由① - あっけらかんBEAUTY BLOG

の続きです。アロマテラピーとは、植物の香りを楽しみながら活用することで、日々の暮らしや、美と健康に役立てることでした。

 

ではそのアロマテラピーで用いる精油とは何か?が今回の内容です。ゆるんとくつろぎながら読んでいただければと思います。

 

精油とはなんぞや

精油、どんなものを思い浮かべますか?

 

「油」という文字が使われているのですが…

 

実は、いわゆる油脂、植物油ではありません。初めての方は、え、油じゃないんだ!と驚かれる方もいると思います。私も最初、誤解をしていました。

 

見た目はおおよそこのような暗い色の小さな小瓶に入っています。

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以下、精油の定義を抜粋してみます。

精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものである。

出典:公益社団法人 日本アロマ環境協会 テキスト

天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性(液体が気体になりやすい)の芳香物質(香りを有する芳香成分が数十から数百含まれています)。

 

これが精油(エッセンシャルオイル)の正体です。

非常に高濃度だからこそ、取り扱いの注意が必要ですし、香水のように肌に精油だけで…、直につけることはできません。そして100%天然の素材から抽出した物質なので、香りの個体差もありますし、保管する環境で、精油の香りも変わりやすい、という特徴があります。

 

最初に話したベルガモットを購入した友人が、精油を会社に持っていく上に、肌にもつけたい!と朝LINEをくれたので、

 

「肌には絶対NGだし、もし身に付けたいのならコットンとかに、ほんの1.2滴含ませてインナーに忍ばせるとか、肌に触れないにこっそり香るようにね」とメッセージをしました。

 

日本での精油の位置付けと選び方

そして意外に知られていないのが、日本での「精油」の立ち位置です。天然高濃度〜植物療法〜なんて言葉を聞くと、「くすり」のような効果効能を思い浮かべる方もいらっしゃると思うのですが、法律上では、「雑貨」の取り扱いです。

 

例えば、精油が入っているマッサージオイルやボディミルクなどは、化粧品ですが、精油単体では雑貨になります。

 

そのため、色々なお店に置かれていて、中には、容器は似ていてもポプリ用や芳香用の合成香料の場合があるので、必ずアロマテラピーとして用いる場合には、外箱などに書かれた、製品情報を見ることが大切です。

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参考として、「AEAJ表示基準適合精油」と認定を受けているブランドでは、消費者にわかりやすい製品情報と使用上の取り扱いが書かれていて、精油購入時の目安にしやすいと思います。(表示の認定なので品質の保証ではありません)

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 無印良品の表記もとても良心的でわかりやすいですね。

エッセンシャルオイル 通販 | 無印良品

 

それと、混乱しやすいのが、天然100%であっても、オーガニック100%=有機農法かどうかはまた別の話です。ただ精油も本当に色々とあります。

 

一先ず、アロマデュフューザーなどで気軽に香りを楽しんでみたい!入門の際には、合成香料を間違って買わないように「よし天然100%だな」がわかる表記の精油を探されると良いと思います。

 

そして何より、

 

「あ〜この香り、たまらない。。」その直感を大切に。

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私の今の、「ああたまらない精油」は、無印のカモミール中心の数種の精油のブレンド(夜)と、エステティシャンの友人がすすめてくれた、フィネッサンス の100%オーガニックユーカリレモン(朝)です。

www.muji.net

finessence.jp

 

次回は、「精油がどう心身に作用するのか?おまじないではない理由」をお伝えさせて頂きます。本日もここまで読んでくださり、ありがとうございます。

明日も良い1日になりますように。

 

かい

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