空模様と同じように毎日変化する「肌」
さすがに連日の暑さに参ってきますね。
深呼吸をして、みなさまお晩です。こんばんは。
8月、すごく個人的な話題ですが、改めて「肌に触れる」ということを理論・技術共に勉強し直しています。その中で今日は、皆さんにもシェアしたいなと思った、シンプルなことを綴りたいと思います。
1日の中で、意識的に肌を観察する機会はありますか？
観るだけではなく、自分の肌の感触を、手のひら指先でしっかりと触れて確かめる機会はありますか？
日常の中で、私は1日2回観察するタイミングがあります。
1回目は、朝洗顔する前の起きたての肌。
2回目は、夜メイクを落としたあとの肌。
観察してどうするの？という話は、次回詳しく。
今日は、これを読んでくださったあなたに、とても基本的でシンプルなことではありますが、“自分の肌の感触を指先のセンサーで感じ取る”ことと、それによって、本当に肌のコンディションが天気のように毎日変わっていることの微微たる変化に気が付いて欲しくて、それだけを伝えることにしました。
なぜなら
美容や化粧品に関して、本当に多くの情報が飛び交う中で、根本的に一番大切な「自分で自分の肌を知る」ということが、抜け落ちているような気がしたからです。
誰とも同じではない大切なあなたの肌。
自分自身が一番理解を深めることが上手なスキンケアに繋がると思うので、地味なことですが私はそれを伝えたいと改めて強く思いました。
少し話は大きくなりますが
日本人は元々、五感の中でも触覚から得られる情報が多い…触覚優先の伝統があったと言われています。例えば、着物でいう生地の「風合い」
漢字も言葉も、美しい日本語
肌に触れる着心地のことを指しますが、これは英語でニュアンスを伝えるのはとても難しい。風合いを表現する言葉で「シャリ感」は聞き覚えのある言葉ですが、このように風合いを表現する言葉は150以上あると言われています。
日本のオノマトペ（擬態語）、触覚に関するサラサラ、ツルツル、ゴワゴワ…これは日本語を勉強する外国の方にとっては最初ハテナ？だと思います。でも、私たち日本人同士では簡単に通じ合う表現。
このように、古来から日本人は、微妙な肌触りを言葉に表現してきました。
だからこそ、この素晴らしい「手」「指の感覚」で毎日の肌の変化を感じ取ってみませんか？
自分の肌のこと、わかっているようでわかっていないこと、あります。なぜなら毎日肌が変化しているから。私も観察することで新たに気がつくことがあります。
まずは「意識的に触れてみてね。」
そんなお話でした。
今日のところはゴールがなくてすみません。でもとても大切なことなので、言葉にしてみました。
最後に。鼻から大きく呼吸をして口から吐くと、副交感神経が優位になってリラックスしてきます。2〜3回繰り返します。呼吸を整えて、良い眠りにつきましょ〜。
今日が良い日だった方も、大変なことや辛いことがあったかもしれない方も、明日はまた新しい人生の1日。
気持ちよく明日を迎えられますように。
「なるべく休み休みよ〜暑いからね。無理禁物にゃ」
かい
