毛穴のお話③すすぎと、洗いあがりの肌。
こんばんは。毛穴のお話その③ですね。
今日は、どなたにも通じる洗顔の一句を読みたいと思います。
「すすぎがね、一番肝心、みんなの洗顔。」
「洗う」を優しく行うことは、私のインスタに長くお付き合いいただいている方は上手な方が多いかと。今日はもう1つの大切なことに焦点をあてたい。それが「すすぎ」です。ついついゴシゴシっとしませんか?心掛けたいのは、すくったぬるま湯を顔にかけるようにしっかりとすすぐこと。特に凹凸のある小鼻や、すすぎ残ししやすい顎の下、こめかみ、耳の前は入念に。
皮膚科で働いていた際に、患者さんの洗顔を見させていただく機会が多くあったのですが、多くの女性に共通していたのがこの、「すすぎの強さ」でした。自分自身が思っているよりも、「優しく」を心掛けるとよいです。私自身も、気をつけねばと思わせて頂いた良い経験でした。ここで擦ってしまっては、肌に刺激になりますし、洗いあがった肌が乾燥してキメが乱れると、さらに毛穴は目立ってしまいます。長い目で見れば、それが様々な肌の老化に繋がる。なので、すすぎこそ「優しく」。せっかく浮かせた毛穴の汚れを、優しくばいばいするまで、がとても大切。
毛穴の話の中ですが、木を見て森を見ずではダメなので、最後に森をみての私の考えを1つ。
美しい肌を育むことを目的とした洗顔では、洗い上がりの顔の肌色が均一に明るく整うのが理想です。(お風呂上がりののぼせなどを除いて)
疲れて、くすんでいる日ももちろんあるのですが、1つ、肌の調子を知るバロメーターにしています。それともし、ほおの高い位置など、手が当たりやすい部位が赤い場合は、摩擦や熱いお湯で肌を痛めている可能性もある(昔カウンセリングした方で、おそらくチークブラシの当たりかも!と一緒に行き着いた方もいました)ので、そういったことへの気づきのサインとしても、洗顔後の肌を見ること、おすすめです。
そしてそのときには、一言添えて。
「今日もありがとう。お疲れさま自分。」
お風呂で書いてるのばれちゃった。笑。ではまた。
かい