毛穴のお話②肌にとっての悪とは。
こんばんは。
こんなに寒いので、お化粧を落とす時、ぜひ温かい手でお顔を解凍するイメージでクレンジングを馴染ませてください。汚れが充分に浮かずに、熱いお湯で洗顔しちゃったりすると、乾燥と毛穴のざらつき両方を招いてしまうことがあります。要注意な、冬のスキンケアあるあるです。
さて、毛穴の詰まりについて。前回のブログで、“顔の毛穴は脂がたまりやすいし、そもそも「穴」が目立ちやすい”ことをお伝えしました。今日は、世の現代女性で毎日すっぴんという人がいないと仮定して、「メイクをしている状態」を前提に話を進めたいと思います。
私が毎日、肌に重ねてるベースアイテム。ポーチはもう10年選手…丈夫…。笑。
少し広い話になるのですが、私たちの肌には、元々、潤いを保つ成分や機能があります。紫外線や刺激から肌を守る機能もあります。でも、肌の表面についた汚れを自ら落とすような機能はありません。自動洗浄機能、ほしいですね〜。笑。
なので、毛穴詰まり云々の前に、肌にとって、「メイクをした状態の長時間放置とリセット不足」が私は大きな悪だと考えます。お化粧をしていなかったらまだいいと思うんです。皮脂や古い角質が肌表面にあるのは、皮膚の生理ですし。
でも、メイク品（ファンデーションとする）は、外から肌の表面にわざわざつけるもの。もちろんそれによって、肌を美しく見せたり、肌を乾燥や刺激から守るサポートをしてくれます。でも時間が経ったらどうか。汗や皮脂と混じり、空気中の様々な汚れがつき、乾燥した空気にさらされ……あら不思議、夜には立派な“汚れ”ですよね？
それを踏まえて、1日を過ごした夜の小鼻の毛穴を想像してみる。きっとファンデーションに塞がれた毛穴の中では、時間が経って古くなった皮脂と不要な角質とファンデーションの汚れがパンケーキミックスを混ぜるような感じで混在しているのではないでしょうか？
皮脂が毛穴から分泌されるのも、不要な角質が肌の生まれ変わりによって肌の表面にあるのも、メイクをするのも、毎日のこと。
ならば毎日の“落とすケア”が、詰まり毛穴に、そして、肌全体の透明感や美しさにどんなに大切か。そのくらい毛穴の悩みは「落とし方」を見直すと大方よくなっていくことが多いです。
次回、実践的なことを書きますが、特別なことはないです。今日も明日の夜も、まずは優しく丁寧に洗ってください。×365日で肌は必ず変わります。
昨日のメイク。
ではまた。
