ウィーン・モダン展@国立新美術館
先日、六本木の国立新美術館へ。
ウィーン・モダン展を観てきました。友人のおすすめで、この後、上野で開催中のクリムト展へ行くと、より一層楽しめるとのことでそのアドバイスの通りまずこちらへ。
東京には沢山美術館がありますが、私は個人的に、国立新美術館の空間がとても好きです。広々としていて、天井が高く、青山霊園の緑がガラスの壁一面に見えます。
カフェの椅子は、建物の中にもテラスにも沢山あるので、土日を外せば割と人を気にせず、のんびり過ごすことができます。
そして何と言っても、千代田線の乃木坂駅直結です。とても暑い夏や、雨降りの日も、お天気を気にせず来れるから好きなのです。ずぼらな理由です。
母が病気をして、あまり長く歩けなくなってからは、いかに歩かせないか・・・そして座れる場所があるか、という目線で、東京の母が行きたい場所をリサーチするようになりました。
お天気の悪い日の夕方に行ったので、ウィーン・モダン展、観覧者が少ない中でゆっくりと観ることができました。展示は、肖像画から風景、実物(シューベルトの眼鏡も!)、デザイン画や教会の設計図まで幅広く楽しむことができました。
クリムトのこちらの絵は撮影OKでした。グスタフ・クリムトの作品は、他にも展示があり、その美しさに圧巻でしたが、中でも私は、鉛筆デッサンの展示に見惚れました。さささ〜と描いたような線が、とてもとても美しくて、なぜ〜と思いました。笑
家に帰ってから、興味深かったものに印をつけた作品のリストを見返すのも楽しい時間です。
美しさに触れると心が潤う。
楽しい貴重な時間でした。
日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
かい