あっけらかんBEAUTY BLOG

はじめまして、Kai です。日常の美容を楽しみながら、心地良く、明るく、前向きな…想いを届けられますように。

接客に関して大切にしていたこと

今日は20代の方から、少しテイストの違ったご質問いただきました。勇気を出して聞いて下さって、ありがとうございます。

接客に関して、大切にしていたことや極意はありますか?もしあればぜひ教えてほしいです!

 

私、接客とても好きです。色々なお客様と周りを巻き込んで仕事をしていく中で、辛い時もあるのですが、人間性が磨かれる素晴らしいお仕事だと思っています。

 

さて、私が「極意」なんて語れることは全くないのですが…結果、どんな仕事にも繋がると後になって実感した「自分なりに大切にしていたこと」を少し考えてみました。

 

  • 基本が一番大切 挨拶と身嗜み
  • お客様のお話を積極的に聴く
  • 素敵なところを見つけて、お伝えする 

 

基本の徹底がリピートの理由になる

まず、接客する側の立場からすると、1日に何回も応対するわけですが、お客様にとっては、その日1日の大切な時間の中でわざわざ立ち寄ってくださった貴重な1回。

 

「ここに寄ってよかったな、また来たいな」と思っていただけるように、いつ誰にでも感じの良い挨拶が進んで出来ることと、いつでも身嗜みが整っていること。当たり前のことを、当たり前にずっと出来ることが、どこにいっても一番強いと思いますし、私もずっと気をつけています。接客であればその人の印象やお店の雰囲気をきめます。

 

また、よく「身嗜み」はお客様のため〜、ブランドイメージを〜など、マニュアル規定には堅く正しく、書かれています。

 

が、

 

目の前のお客様に集中するためには、自分のことを気にしている場合ではないので、お客様に一生懸命になれるスキルが上達するほど、自ずと身嗜みのレベルは上がるかな…というのが私の考えです。

 

 聴き上手にお客様は心を開く

一番大切なところだと思っています。お客様は自分のことを心から気にかけてくれていると感じた人に、心のドアを少しずつ開けて、色々お話をしてくださります。

 

傾聴は技術なので、もし興味があれば「傾聴」「アクティブリスニング&アサーション」といったようなワードで検索すると色々なページや本で深く学ぶことができます。私は通信講座で勉強をして、仕事で実践を重ねてきました。良いコミュニケーションをとる技術は色々な仕事に展開できると思います。今でも本を開く時があります。

 

ちなみに、接客に入るときは話す割合を4:6とおおよそ決めていました。私が4で、お客様が6です。

 

接客を受けていると、販売側が話過ぎていて勿体無いなあと感じることがたまにあります。(余計なお世話ですが)それを見て気がつきました。そんな時って、自分のシールド(心の防御的なもの)がガチガチです。 やはり、自分が心を開かないと相手も心を開いてくれないのは、接客も人生も同じです。

 

一輪のお花を渡すイメージで、素敵なところを率直にお伝えする

 素敵だと素直に思ったことは言葉でさらりと伝えます。

相手も笑顔になりますし、前向きな言葉や嬉しい言葉は発した分だけ、シャワーとなって自分も浴びていると思います。

 

相手の素敵なところを伝えることは、その人のことを、「受け入れていますよ」「見てますよ」という意思表示にもなります。嘘はすぐにわかるので、あくまでも本当に想ったことだけを伝えるのですが、相手のことを好意的にみる習慣というのは、接客に限らず、仕事を超えて、人生を明るくする1つのパーツかなと思っています。

 

 

 接客に関して現役でない私が意見して良いものか、正直悩みました。ですが、私にわざわざ聞いてくれたということは何か渡せるものがあるのかなと思い書いてみましたが、えらそうに感じるくだりがありましたらすみません。

 

何より、ご自身の長所と前向きさを信じて、接客を楽しめますように。心から、応援しています^ ^

 

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かい