あっけらかんBEAUTY BLOG

はじめまして、Kai です。日常の美容を楽しみながら、心地良く、明るく、前向きな…想いを届けられますように。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」アカデミー賞4部門受賞!!

こんにちは。

 

今日はなんと言ってもこのニュース!

qetic.jp

私が映画のことを書くのはお門違いであると自分でも承知していますが、そういった枠を超えて今年ダントツで心を揺さぶられた作品でした。このニュースを機に自分の中で感じたことをまとめておこうと思います。

 

実は3回、映画館で観ました。それには理由があって、単純に観たかったのと、「なんでこんなにも多くの人の胸に響くのだろう?」という疑問が自分の中で、ものすごく大きかったからです。

 

映画の中に、「人の抱える孤独」「本当の繋がり」「信じるということ」「愛とは何か」「自分が何者であるのか」そういった問いが散りばめられていて、セリフの1つ1つ、なんともいえない気持ちの描写が、胸にズキンと響きます。

 

今の時代を生きる私たちの多様な人生観と、映画そのものの内容がものすごく強く合致しているように感じました。だからこそ、多くの人の心を打ったのだと思います。

 

特に私が映画を通して感じたのは、今を生きる様々な年代、セクシャリティ、境遇の人が胸に秘める孤独と、自由に生きられる時代(そうでない国も…ありますが)だからこそ、自分とは何者であるのか、ありたいのか、というこの2つの問いを抱き、そして「死」と真摯に向き合うほど、人は葛藤し戸惑い、時に悲観的な行動を取ってしまうかもしれない。だからこそ、フレディの姿と自分を重ね合わせて観ることで、胸に何かを感じて映画館を後にするのだろうと思いました。

 

あと何より、音楽が素晴らしいので、映画館で観る方が感動が大きいのは間違えないと思います。

 

ネタバレしてもいけないので、感動する名シーン、セリフは沢山あったのですが、1つだけ。

 

「君は僕をわかっていない。自分の望みを投影しているだけだ。」

 

 フレディが決別する愛人に、真夜中の雨の中、最後に言うセリフです。私はこれ現実界で、パートナーや親子関係のよくない例のあるあるだよなあと思いました。(ものすごく噛み砕くと)

 

「ああしてほしいのに」「こうしてほしいのに」「なんでわかってくれないの?」「あなたはこうなんだから、ああなんだから」こういった言葉の1つ1つは、相手の心に雪のように降り積もって、いつしか本当の気持ちを埋もれさせてしまう。

 

自分では無い他の誰かに、理想を押し付けることは、とても虚しい。自分とは違う人生を歩む、そのままの相手を受け入れて、信じ合い、幸せに過ごせるようにお互いが思いやり努めることが愛なのだと思う。

 

とはいっても人間は、利他的でありながらも利己的な動物。私も、日々反省することが沢山あります。だから、こういうことは意識して生きなきゃと、今朝少し、彼と喧嘩した際に思ったのです。

 

そんなこんなで、ボヘミアンラプソディー。何十年後、自分がおばあちゃんになった時どんな風に観れるのだろう。人生の中で考えることなんて、すぐに答えの出ないことも多いけれど、思考を止めては成長できないので、映画から得たことを日々頭の片隅に置いて過ごしたいと思います。

 

良い映画でした。

youtu.be

 

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3回目に観た 新宿のレイトショーでは人が少なかったので最後のシーン、すごく自由に盛り上がりました!

ではでは、次回はお肌の話に戻ります。

 

かい

 

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