彼氏が修行に行ってきた話。
こんにちは。(*´꒳`*)
今日は、「彼氏が修行に行ってきた」話を…字面的に面白いので、ちょっと思い出として残しておこうかなと思います。くだらない内容なので遠慮なくスルーしてくださいませ。読んでくださる方はブレイクダウンにどうぞ…。笑。
ちょっと修行に行ってくると、彼が姿を消した先週末。
得意のヒッチハイクでリュックひとつで、東京→福井の永平寺まで参禅しに出掛けました。
ここで彼の今の外見(第一印象の見た目)をお伝えすると、顔はにこやかで髪型がおかしいので、よく言えばファニー?変だけど愛想のいい若者という感じです。
変(良いも悪いも)であることには変わりなく…普段、服装や外見が仕事や研究に何ら関係ないからそういう感じなのですが、その外見を引っさげてのヒッチハイク。
相手の警戒心を解き、乗車の交渉をし、長距離運転の人にお金ではないバリューを提供して目的地までちゃんと着くのだから、結果としてのその行動力に感心します。
初めてヒッチハイクの話を聞いた時には、「ここまで行くにはお金がいくらかかる」みたいな、自分の中にいつのまにか当たり前にあった常識を破られた気がしました。何事も行動してみると破れる壁があるようです。
そんなこんなで寒空の福井県、曹洞宗の本山、永平寺にとうちゃこされた彼様。
私としてはその変な髪型で座禅を組んでいる姿を想像するだけでジワるのですが、本人は大まじめに仏教への興味関心がとても増したようです。
昨日夜中、帰ってきたばかりで出家しないで仏教徒になれるのかとかなんちゃら興奮気味で話していました。そして「かいも行ったほうがいいよ!」とライトにすすめられました。
経験はしてみたいけど、うん、、暖かくなったらね…。
( ´_ゝ`)
4日間精進料理で過ごしたようですが、毎日の修行の疲れで、苦手なお粥がとっても美味しく感じたそうです。一緒に参禅していた方の中には、会社のコンペの罰ゲームで来ていた男性もいたそうで(昨年のビリは滝修行、今年は座禅、経費で罰ゲームという、なんとも楽しそうな会社。。)色々とその場での交流もあったようです。
何の問いを抱き、何を感じ、何を得てきたのかは、体験してきた彼のみぞ知るですが
一言で感想は?と聞いたら
「心を以て測ることなかれ、ことばを以ていふことなかれ」と教えを説いてきました。
(その髪型で言うか!という心の中のツッコミを抱きながら)調べてみて、文字を読むだけでは私は深きは理解できませんでしたが、それでも自分の知らない知恵や考えを先人から知る、「知を増やす」ということは、またひとつ、人生をより良く生きるための手段かなと私も改めて思いました。
娑婆のうまい飯が食べたいと夜中にジャンクな食べ物を口にしてビールを飲んで、ひとしきり楽しそうに話して、キラークイーンを歌いながらご機嫌で浴室に入っていったので(私の昨夜の記憶はそこまで)
よかったよかったと思ったら、私は即、眠りに落ちていました。
今日打ち合わせをして、通りかかったホテルで見かけた吊るし雛、とても情緒があって可愛かった。(*´꒳`*)
ではでは、温かな夜をお過ごしください。
かい