【1月美容】TOPIC3の1/3:春に向けて血色のよい幸せ肌を作る〜冷えはなぜ悪なのか?〜
こんばんは。(*´꒳`*)
このところ、東京はやや暖かい日が続いています。今日は1月美容の3つ目です。
血色のことを書こうとした時に、顔のスキンケアから入るのでは、こればかりはどうも自分の中で納得がいかず、からだ全体のことから、私も含め、みなさんと意識をあげていきたいなと思い筆をとりました。
化粧品が肌にもたらす魔法を最大限感じるためにも、体全体を温めることの重要性からお話ししたいと思います。
今日の内容はややカタ(ラーメンか)なので、頭に余裕があるときに読んで頂くことをオススメします。笑。
3回に渡って今週中にお届け予定です。
①冷えはなぜ悪なのか?
②現代人の冷え要因〜それに対する温め策
③呼吸と自律神経 化粧品を活用する方法
今日は1つ目です。
冷えはなぜ悪なのか?
皆さんの中で、体を冷やしたらよくないというのは周知のことだと思います。
でも、なんで悪いのか?言葉でちゃんと説明できますか…?
私はおぼろげな部分もあったので、改めていろいろ本を読みました。笑。一緒に深く知ることで、体を温めることへの意識をより高く明るいものへ変えていきたいなと思います。
からだの冷えとは
現代人の衣食住、ストレスからなる様々な要因によって、体内を流れる血管が細くなり(収縮し)血の巡りが滞ると全身は冷えます。
血中を流れている成分の働き
ちょっと固いかもしれないのですが、大切なので読んでください。
・赤血球は体中の細胞に酸素を運び、二酸化炭素を肺に戻して排出
・白血球は体内に入った病原菌の退治
・血小板は出血を止める
・血しょうは栄養分を体の各部分に運ぶ
健康診断でしか見ないワードかもしれませんが、血中成分の働きと向き合うだけでも、血の巡りが滞ることで、それらの働きが充分に行われず、いかにからだに悪影響が出るか想像し易いと思います。
冷えのメカニズムがわかると納得できる温めの重要性
1、細胞の異常を修復するヒートショックプロテインの合成
ダメージを受けた細胞を修復する能力を最大限に発揮するタンパク質HSP(ヒートショックプロテイン)は深部体温38度で合成されます。ふつうに体温計で熱を測って36度5分くらいの時です。(体表温度)
みなさん平熱はいつも何度くらいですか?
私は今測ってみたら37度ちょうどでした。夜なので少し高いですが、だいたいいつも6度後半です。この体温は、自律神経の働きによって調整されています。体温が低いと、からだの痛みや不調、異常に働きかけてくれるこの有用なタンパク質の合成を阻害してしまうことにつながります。もちろん肌の細胞修復にも関連してくるので、エイジングにも関係アリです。
2、体温が下がると体内の脂分は固まって蓄積 冷えスパイラルへ
お肉を入れて煮物をした時、一度冷蔵庫に入れると脂だけが白く固まることがあると思います。体内の脂も同様に温度=体温が低いと固まってしまいます。
過剰な脂肪が血管の内壁や内臓周辺に付着しこれによって血流が阻害→体温低下→血流の滞り→さらなる体温低下という悪循環が起きてしまいます。
私、お腹やお尻周りがとても冷える上に、筋トレをしていても腹筋が一番辛くて、脂肪感(なんだそら)をずっしりと感じています。今年は脂肪を筋肉に変えて血流をよくして負のスパイララルから抜けたいです。(余談)
3.冷えが悪者の最大の理由
それは冷えによって、免疫や代謝に関わる重要な酵素ができなくなることです。
酵素は全ての生命活動に深く関わり、体内の酵素は5,000種類(まだ発見されていないものもある)ほどと言われています。
例えば、体内にできる「遺伝子修復酵素」は、がん細胞をつくるような異常な遺伝子を修復する非常に大きな役割を果たしています。また、すでに出来ている酵素も、冷えの状態では反応が鈍くなって満足に働きません。
20代半ばの頃、リンパ球の異常で、免疫に関わるリンパB細胞というのが異常な数、そして異常な形で発見されたことがありました。(経過は良好です)その頃の私に、今くらいの温めへの意識と知識があったら、その変なリンパ(呼び方が雑)も修復されたかもしれません。
なので免疫系から体の温めは切っても切れず、人よりは意識して生きてきたと思うので、トライアンドエラーで、現在に至ります。
今日はここまでです。からだ温めの必要性、伝わりましたでしょうか?
これを踏まえて次回は衣食住の実践的な温め術です。(*´꒳`*)
日中忙しくて呼吸が浅くなっている方、お風呂の中や、温かいお茶の蒸気を感じながら、鼻から大きく息を吸って口から吐くを3回繰り返してみてください。
少し血流がよくなり体が緩まると思います。
温かな夜をお過ごしください。
週末に焼肉屋さんで飲んだ高麗人参茶がと〜〜〜ても美味しかったです。
かい