あっけらかんBEAUTY BLOG

はじめまして、Kai です。日常の美容を楽しみながら、心地良く、明るく、前向きな…想いを届けられますように。

美容で大切に考えている事。

今日は、私が美容で大切に考えているいくつかのことの中で、大きな部分を描こうかと。

 

長いので、文字苦手‼︎て方は華麗にスルーが吉です。

 

自己紹介に少し書いたのですが、私が化粧品・美容の仕事を志したのも、そのステップバイステップの中で、必要な勉強を続けてこれたのも「ただ好きだから」「楽しいから」という明るい気持ちが全ての原動力でした。

 

それはさかのぼると中学3年生の時。高校進学前に、「私は人をきれいにして笑顔にしたいから、美容学校に行きたい。」と仲の良かった塾の先生に話した記憶がある。  

 

自分が美容を楽しむのも好きだけれど、”誰かをきれいにすることで喜んでもらうことが何より嬉しいし、楽しい”。自分が今までどんな時もブレなかったのはこの信念。

 

20代も30代に入ってからも、けしてきれいな事ばかりではなくて、辛いことも、うまくいかないことも、自分が本当に反省すべきことも、沢山あった。その中で、何度も、仕事を通じこの信念に、笑顔を見せてくれた女性に、何度も救われてきた。そして私は根性もないので、唯一自分が人生の中で持ち続けられたこととも言える。笑。

 

そして25歳になる手前くらいの頃。

父の大学時代の友人で、資生堂にいらしたとても紳士で素敵な方がいて、(私は先生と呼んでいた。脱線するが、父は生粋のサーファーなので、そのような業界の素敵なおじさまは他に見たことがない。)度々、仕事や美容のことについてアドバイスを頂いていた事があった。その中で、今もじぶんの胸に飾り続けている言葉がある。

 

"美しさは世の中にしあわせをふりまく"

 

大きな明るい言葉。

 

当時の自分は、この言葉に、少しだけわかるような曖昧な共感と、わくわくと、測り知らない深さを感じたのを覚えている。

 

ひとは美しいものに触れたり、見たりすると、美味しいものを食べた時と同じ感覚中枢が活性化する。そして、美しいものは生存欲求に直結する快感を刺激する。

 

では人が感じる「美しさ」とは何か。

かたちと色彩と動き、そしてすべてのものを大切にするという考え方など、眼・耳・鼻・舌・触覚・認識の六覚に感じられるもの。

それらが総合的に表現されたものと考える事ができる。(全てのものを大切にするは日本では茶道や武道の「道」の思想)

 

美容というくくりの中にあっては、メイクアップ、ヘアメイク、ファッション、佇まい、作法、礼法などが、一人の人の中にトータルに表現されたもの。

 

この"美しさは世の中にしあわせをふりまく"という大きな言葉。最近は少し色々な経験を重ねて、理解が深まってきている。スコップで土を掘り続けるように少しずつだけれど。

 

なので、美容の観点から、世の中に女性の笑顔を増やすような、そして大変な女性の人生(どの人にも色々あるし)を、時に凝った肩を揉みほぐすように少し柔らかく整えるような、ほんの小さなことでもいいから、何か、人のために美容を通じて、幸せの胞子みたいのを飛ばせる自分でありたいなと、考え続けている。

 

なので、美容や仕事を通じて自分が発信すること、人に接することのトーンのベースには常に

 

"明るさ"

 

を大切にしています。

何事もポジティブな発想と言葉で表現できるように、日常の毎日が大喜利。笑。

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先日、通りかかった不忍池

色彩が見事でした。